CIVIL ENGINEERING WORK

実績が少なくかつ専門的な工種が多かったため、各協力会社の方々と密なコミュニケーションを重ね、信頼関係を醸成し、発生したさまざまな問題点や課題をOJTと日々の研鑽により1つ1つ課題をクリアしていくことで竣工を迎えることができました。

本工事は予算の厳格化を目途に、特に原価のウェイトが大きい工種、主要な土留仮設材、二次製品の集中購買などで原価低減を図りました。併せて再現性のある施工計画を練り主要工程をフィックスにし、過不足のない施工班の配置と材料発注、日々移動する工事区域のタイムリーな交通誘導員を配置した安全で品質に留意した施工管理に取り組みました。工事区域は、地下水位が高く既設雨水排水施設が未整備なため、局地的な豪雨に備え水替え工を常備し適宜対応することで工程通り竣工を迎えることが出来ました。

外構工事は、特にお施主様と膝を詰めて取り組む工種になります。お施主様、そのご家族様に喜んで頂けるプランを何度も練り直し、工事ではご先祖様から大切に育てていらしたお庭の樹木を匠の技で移植しました。お施主様は、匠の技、和モダンな仕上がりを気に入り、ご満足頂けたとのこと、まさに望外の喜びであります。